2017年9月1日金曜日

夏休みの自由研究で富士見市の馬頭観音を巡ってみた!

こんにちは稲葉です。



稲葉家、富士見市に越してきて早10年が過ぎました。


あまり広くはない富士見市だけど、いつも使っている道路以外はあまり通ることがないので、まだまだ知らない道・場所があったと、今回の馬頭観音巡りでしみじみと感じることができました。



小学生恒例の夏休みの宿題。

その中でもハードルの高い物のひとつ、それは 『自由研究』
 

何がやってみたいのかと、息子と色々話をしてみた結果。

難波田城公園で購入してきた 『富士見市の馬頭観音』 という小冊子を参考にして 

「馬頭観音を巡ってみよう!」 

という事になりました。


冊子に載っている馬頭観音だけで80体以上。

「これは全部まわれないよ~」

という事で、江戸時代までの馬頭観音40体を巡ることに。


もちろん自由研究は子供がやるものですが、遠い所や行った事もない所まで自転車で行かせるわけにはいかないので、遠い所は車で、近い所は自転車でまわることに。


8月上旬の仕事休み、ついに馬頭観音ツアー開始。

まずは鶴馬方面の遠い所から行ってみる。

冊子に載っている住所を頼りに、近場の駐車場へ車を停めてから馬頭観音を探します。

番地までわかっているのになかなか見つからない、まさに宝探し(オリエンテーリング?)状態。

探し始めて5分くらいでまず1体目を発見!



写真を撮って次の番地へ移動。

ナビを頼りに探していると、今度はお寺の敷地内らしい。

お寺中を探し回ってやっと発見!


中央右下の小さいのが馬頭観音。

こちらは文字ではなく観音様が掘ってあります。


こんな調子でいくつかまわり、どうしても一体見つからない・・

冊子には番地まで書いてあるので、そんなに広範囲ではないはず。

番地のあたりをウロウロしていると、奥の家の縁側に座っていたおじいさんと目が合い、挨拶がてら馬頭観音を探している旨を説明すると。

「いろいろあってね~ 家の裏に移動したんだよ。 ちょっと待ってな」

と鎌をもって裏の方へ。

ただ外で待っていても申し訳ないので、息子と二人おじいさんについていき、草を刈り終えるのを待つことに。

広い裏庭の草むらから馬頭観音現れました~



親切にして頂いたおじいさんには感謝です!


ただ、虫よけスプレーをしていなかったせいで、息子が数十か所蚊にさされ、今日はここで終了。



馬頭観音巡り1日目、数体探すのに3時間

初日を終えて 「夏休み中に終わるのか?」 

と心配になりましたが、どうにか夏休み終了3日前に完成いたしました~


車で3回ほど、自転車で3回ほど。

毎回半日くらいまわって馬頭観音巡りは終了。

何体かは資料室行きになっていたり、無くなっていたり、民家の中にあって住民が不在だったりと、残念ながら写真に収めることができませんでしたが、想像以上にいろんな体験が出来て本当に良かった。

しかも、こんなに長時間息子と二人きりで、いろんな話をしながら過ごしたのは今までなかった。
僕的にも貴重な体験になった馬頭観音ツアーでした。





補足で印象深い馬頭観音をいくつか。




市内最大の馬頭観音らしい、田んぼの中にポツンとあり、ちょうど花が咲いていた。




ポンプ場?の入り口横にまとめられていた馬頭観音。




ちょっと広めのお寺にあった馬頭観音。場所を移動していたらしく、お寺中を探してやっと発見。





南畑の民家の敷地内。おじさんが快く入れてくれました。





浦所バイパス、新河岸川近くの馬頭観音。市内最大のものと同じ木?。





南畑の田んぼの脇に。




僕は馬頭観音巡りを手伝っただけで、模造紙に仕上げる作業はもちろん全部息子がやりましたのでw


総移動距離もなかなかだったと思いますが、小学生最後の僕の楽しい思い出になりました!




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